私のフットケア


【ココロをみたすフットケア】

私のフットケアの原点は介護のお仕事

介護ってコツをつかめば9割くらいは誰にでも出来ると言われたことがあります。

そうだなあって思ったり、思わなかったりする私。

でも、どんな仕事でもやっぱり最後は人間性なのかなって思っています。


ずっと介護の仕事をしてきて19年になろうとしています。施設で働いたり、病院で働いたりしながら思うのは関わることの大切さ。

いろんな形態の施設が出来ても、利用しておられる方や入居しておられる方の想いよりも仕事の内容が優先されてしまっている現状・・・

高卒で勤務した施設で初めて壊疽を起こしてしまっている足を見ました。壊疽に至るまでにはいろんな経緯があったのだろうと感じています。でも気づけていたらそこまでならなかっただろうと思う私がいるのも事実です。実際、50名の利用者の方にどれくらいだけのケアが出来ていたんだろうと思うのです。

当時の私はゆっくり関わりたいと思う一方で業務をこなすことに一生懸命でした。決められた時間までにケアをすること。身体も悲鳴をあげていました。

それまでの経験が決して無駄ではないけれど、私が私らしく関われる方法を探していた時に出会ったのがフットケアでした


高齢者の方の足は浮腫みだったり、巻き爪だったり、外反母趾だったり…

爪が伸びすぎていたり、分厚くなってしまったりしています。

自分で切ることが出来なくなったり、施設の職員さんでも切るのが難しかったりする爪の方も多くいます。

歩ける方には踏ん張って歩けるようなケアを

寝たきりの方には布団のシーツ等に引っかかってケガしないようなケアを

美容的なフットケアではなく介護予防としてのフットケアを行っています。


介護の経験とフットケアの技術を生かし、多くの方に笑顔を届けたいと思っています

ひとりひとりの方の人生の歩みの中に少しでもほっこりできる時間と空間を・・・


必要な方に必要なケアが届けられますように